キングスが首里城再建へ816万円寄付 ステッカー販売や試合会場で募金


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玉城デニー知事(右から2人目)に目録を手渡す沖縄バスケットボールの木村達郎社長(同3人目)ら=29日、県庁

 プロバスケットボールの琉球ゴールデンキングスを運営する沖縄バスケットボール(木村達郎社長)は29日、首里城再建の支援金として816万7081円を県に寄付した。同日、木村社長や並里成選手らが県庁に玉城デニー知事を訪ね、目録を手渡した。

 首里城再建支援のため作成したステッカー販売の収益や試合会場で集めた募金のほか、Bリーグ加盟の全国21クラブも自主的に会場での募金を呼び掛けてくれたという。

 多くの協力に、木村社長は「再建を願う気持ちがこうして形となり、全国各地のバスケファンに心から感謝したい」と述べた。並里選手は「沖縄の未来が明るくなるよう県民、ファンとともに頑張ってこの時期を乗り越えたい」と語った。

 玉城知事は「バスケを通じ、沖縄の発展や観光に貢献してもらい大変ありがたい」と礼を述べた。