沖縄県議会議員の所得平均1079万円 最高は大浜氏2998万円


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 沖縄県議会事務局は30日、資産公開条例に基づき、改選前の各議員が2019年に新たに取得した資産や同年の所得などの報告書を公開した。19年を通して県議だった46人の平均所得額は1079万9024円だった。対象議員が45人だった18年より34万1311円上回った。

 報告すべき会社役員などに就任している議員は9人いた。19年中に自動車など新たに資産を取得した議員は4人いた。

 所得が最も高かったのは沖縄・自民の大浜一郎氏で、金額は2998万3784円だった。議員報酬に加え、自身が社長を務める会社の役員報酬や所有する土地の不動産所得があった。議員に起因する報酬のみだったのは37人だった。

 県議会事務局が公開したのは(1)前回報告の後に新たに取得した資産の資産等補充報告書(2)19年1年間の所得等報告書(3)20年4月1日現在で報酬を得ている会社名と役職名の関連会社等報告書―の3点。

 報告書は県議会事務局総務課で閲覧できる。閲覧時間は土日祝日などを除く、午前9時から午後5時まで。