「日頃の成果を発揮して」 キッズトライアスロンの参加者を募集


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沖縄キッズトライアスロンの参加を呼び掛けるチームゴーヤーの(左から)千葉智雄さんと妻のちはるさん=1日、那覇市の琉球新報社

 沖縄キッズトライアスロン波之上大会(美ら島スポーツ主催)が8月16日、那覇市の波之上スイミングスクールのプールなどを会場に開催される。プロトライアスリートの千葉智雄さん(チームゴーヤー)と妻のちはるさん(同)が1日、那覇市の琉球新報社を訪れ、多くの参加を呼び掛けた。9月27日には奥武山大会も実施する。智雄さんは「コロナで子どもたちがスポーツから離れている現状がある。目標にして日頃の成果を発揮してほしい」と大会の意義を語った。

 例年は8ステージに分けて4月からシリーズ開催していたが、新型コロナウイルスの影響で今年は一部を中止。県内選手に絞るなど感染症対策を取りながら規模を縮小して2大会のみで開催する。

 各シリーズに参加した選手は9月の全国大会で上位入賞することも多い大会だ。どの競技にも共通する走り方などを学べるため、他競技からの参加者も少なくない。智雄さんは「トライアスロンはバランスのよいスポーツ。健全な成長につながる」と魅力を語る。

 部門は小学1・2年生、3・4年生、5・6年生、中・高校生があり、それぞれトライアスロン(ラン、バイク、スイム)とデュアスロン(バイク、ラン)、アクアスロン(スイム、ラン)の3競技が行われる。プールは足が着くなど各種目で安全性が保たれており、誰でも参加可能。

 定員は各競技20人。申し込みは沖縄キッズトライアスロンのホームページから。締め切りは波之上大会が7月19日、奥武山公園内のプールを使う奥武山大会が8月30日となっている。

 7月18日にはトライアスロンの無料体験教室もある。問い合わせは美ら島スポーツ(電話)090(1347)5885。