電気料金に応じてポイント 沖電が会員サイト、9月から開始


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沖縄電力会員サイト「おきでんmore―E」の開設で記者会見を開く沖電の本永浩之社長(前列中央)と連携企業、団体の関係者ら=7日、那覇市旭町のおきでん那覇ビル

 沖縄電力(本永浩之社長)は7日、記者会見し、会員サイト「おきでんmore―E(モアイー)」を開設し、電気料金に応じてポイントを付与するサービスを9月1日開始すると発表した。県内13団体・企業と連携し、沖電のポイントをスーパーや銀行などのポイントと交換したり、スポーツチームや社会貢献活動に寄付したりできる。電気料金200円につき1ポイントが付く。沖電は今後も提携先や寄付団体などを拡充していく考え。

 会員サイト開設に伴い、検針票を発行しない新料金メニュー「従量電灯plus」を開始する。新料金メニューに契約すると、プレミアム会員となることができ、電気料に応じてポイントをためることができる。

 新メニューでは検針票がなくなるが、会員サイトで電気料金や使用量を他の家庭と比較することができる「見える化サービス」などが利用できるようになる。

 本永社長は「地域のお客さまとのコミュニケーションを深め、さらに信頼関係を育んでいく。モアイーを通じて、沖縄の力になっていきたい」と語った。

 8月23日までに会員サイト登録事前申し込みをすると、最大で1万ポイントがもらえるキャンペーンを実施している。申し込みは沖電のホームページなどでできる。