家畜人工授精師295人が検査対象 久米島、和牛の血統不一致問題


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 久米島町内で相次いだ和牛の血統不一致問題について、県が県内で実働している家畜人工授精師295人を対象に立ち入り検査を実施し、6月末までに269人の検査を終了していることが分かった。長嶺豊農林水産部長が、中川京貴氏(沖縄・自民)、次呂久成崇氏(沖縄・平和)に答弁した。

 県は久米島町以外の地域での血統不一致問題について詳細を調査。家畜人工授精師の記録ミスや子牛登録時の取り違えなどの事例が確認されたため、4月以降、全授精師を検査している。