
「2020沖縄県高校野球夏季大会」(県高野連主催)が4日に開幕した。選手たちの表情を切り取る。
興南13―2那覇商
2015年に興南が夏の甲子園で8強に進んだのを見て進学を決めた福岡市出身の宮川玄清が初めて公式戦に出場。代打での起用は四球で出て後続につなげた。「まさか自分が出られるとは」と興奮気味。母親が福岡から駆け付けており「これまでの成果を証明できた」。感謝も口にした。
目指していた甲子園は中止となったが「かわいそう、残念なんて思われると負けた気がする。親にも申し訳ない」と負けん気は人一倍。「一つでも勝ち進んで多くの選手が出場できるよう頑張らないと」と言い聞かせるように声を張った。