【熱闘・高校野球】盛り上げ役のバトンタッチ(7月11日1回戦)


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ベンチから大声で打者を鼓舞する那覇工の岸本琉希(左端)と嘉陽宝(右から2人目)=11日、北谷町のアグレスタジアム北谷

 那覇工3―4北中城 「高めの球の意識しっかり」「どんどん打ってけ」。那覇工のベンチに3年の嘉陽宝(たくみ)と2年の岸本琉希の威勢のいい声が響く。普段からチームを盛り上げるにぎやかしコンビが、プレーだけでなく、声でも仲間を励まし続けた。

 捕手の嘉陽は安打、盗塁、補殺と攻守で躍動。「少しでもチームを元気に」と常に笑顔を絶やさず、声を張った。

 岸本は「いつも宝君と一緒に盛り上げてきた。九回まで声を出し続けるチームをつくりたい」と新チームへの意気込みを語る。ムードメーカーのバトンは、しっかりと受け継がれた。

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