【熱闘・高校野球】止まらぬ涙「ありがとう」(7月11日1回戦)


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時折涙を拭いながら、保護者らに感謝の言葉を伝える首里の宮城正汰主将(前列右から2人目)ら=11日、北谷町のアグレスタジアム北谷

 首里2―7美来工科 仲間や父母への感謝に悔しい気持ち。試合後、胸中にさまざまな思いがあふれ、涙が止まらなかった。3年生だけで30人いる大所帯をまとめてきた首里の宮城正汰主将。部員に厳しい言葉を掛けたこともある。退部しようとする仲間を引き留めたこともある。「みんな、最後まで付いてきてくれてありがとう。この3年は人生の宝物になる」。時折涙を拭いながら、真っすぐな言葉を伝えた。

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