【熱闘・高校野球】何十回もやめたかったのに…(7月12日1回戦)


この記事を書いた人 Avatar photo 嶋野 雅明
生活の一部だった野球から離れることに「実感が湧かない」と言う宜野湾の具志堅隼=12日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇

 4日に開幕した「2020県高校野球夏季大会」(沖縄県高野連主催)で、躍動する選手たちの表情を切り取る。

 宜野湾1―5嘉手納

 小学で野球を始めた宜野湾の具志堅隼は中学では「野球が楽しくなくて離れたかった」と卓球部に入部。だが、幼なじみの平田陸の誘いを受け、高校で再び始めた。

 練習がきつく「何十回もやめたくなった。朝練には行かないと考えるけど翌日になると行く自分がいた」。その生活も一区切りとなる。「まだ(野球がなくなる)実感が湧かない」と戸惑いもある様子だったが、苦楽を共にした仲間との最後の一戦を終え、健闘をたたえ笑みを浮かべた。

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高校野球アルバム2020夏季大会

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