サンエー宮古島シティ着工 空港隣接 2022年夏開業予定


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「サンエー宮古島シティ」(仮称)の完成予想パース図(サンエー提供)

 【宮古島】サンエー(沖縄県宜野湾市、上地哲誠社長)は15日、宮古島市内で計画しているショッピングセンター「サンエー宮古島シティ」(仮称)を着工した。当初2018年春に着工し19年秋の開業を予定していたが、建築費の高騰などで店舗規模を縮小するなど計画を見直した。開業は22年夏を予定している。

 建設地は宮古島市平良下里で、宮古空港やJTAドーム宮古島に隣接する。2万9032平方メートルの敷地に延べ床面積1万1912平方メートル、売り場面積5853平方メートルの店舗を建てる。地上2階建てで、1階が店舗、2階は駐車場になる。敷地内の総駐車台数は530台を見込む。

 食料品のほか家電、ドラッグ、外食の出店を計画。雇用人数は300人規模になる。

 着工に先立ち同市役所で開いた会見で、上地社長は「宮古島の生活インフラとして、市民がより快適に暮らせる店舗を目指す。台風時にも安心して生活必需品を提供できるよう努力する」と語った。下地敏彦市長は「建設予定地付近では市役所新庁舎の建設も進む。新しいまちづくりがあらためて始まる」と歓迎した。