感染男児は読谷の小学生 村が発表「関係者への中傷、許されぬ」


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読谷村の公式LINE画面の一部

 【読谷】沖縄本島の中部保健所管内在住の小学生男児が19日、新型コロナウイルスに感染したことを受け、沖縄県読谷村は20日午前、村のホームページや公式LINEで「村で小学生の感染が確認された」と発表した。「情報提供の目的は2次感染、3次感染を予防すること」だと説明しており、現在濃厚接触者の確認を進めているという。

 公式LINEは石嶺伝実村長の署名入りで発表。村民に対し、落ち着いた行動をするよう求め「こまめな手洗いやマスクの着用、3密を避けるなど基本的な感染予防の徹底をお願いしたい」と呼び掛けた。

 不確かな情報や根拠のないうわさなどを発信しないよう注意も促した。その上で「感染者やその関係者、医療機関や職場、学校などに対する誹謗(ひぼう)中傷は絶対に許されるものではない」と強調した。

 県内で小学生の感染が確認されたのは初めて。【琉球新報電子版】