子ヤギの「さくら」に会いに来て 名護・21世紀の森体育館で園児と交流


この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子
ヤギの「さくら」に餌のカンダバー(サツマイモの茎)を与える園児ら=15日、名護市の21世紀の森体育館

 【名護】名護市の21世紀の森体育館で今月上旬、ヤギの飼育が始まった。ヤギは生後2カ月のメスで名前は「さくら」。体育館などの統括責任者を務める仲本博重さん(55)は「人が集い交流が生まれる場にしたい。気軽に会いに来てほしい」と話している。

 指定管理者のおきなわスポーツイノベーション協会によると、動物との触れ合いで心の健康づくりに取り組み、運動をする人以外も体育館を訪れてもらおうと計画した。利用者らから名前を公募し、51通の中で最多の「さくら」に決定した。

 さくらは敷地内に設置したケージで元気に過ごしている。15日は市内のあい保育園、あい中央保育園の園児54人が訪れ、さくらに餌を与え触れ合った。あい中央保育園の堀井陽夏乃ちゃん(5)は「かわいかった」と笑顔で話した。