【北谷】沖縄県北谷町学力向上推進協議会砂辺支部(當山裕矢代表)は楽しみながら学習意欲を高めてもらおうと4日、砂辺公民館の広場で「つかめる水の実験会」を開き、親子40人が参加した。沖縄こどもの国子供科学技術人材育成事業を活用した。
実験会では、参加者たちは、お湯にとろろ昆布と重曹を混ぜ合わせてアルギン酸ナトリウムを作り、絵の具を落とすと粒状に固まる水を観察した。
実験の進行役を務めた浜川小学校5年の當山優衣さん(10)は「学校の休み時間も実験の練習をした。本番はドキドキしたけど、前を見ながら説明できて良かった」と話した。
砂辺自治会の照屋博一自治会長は「地域の子どもたちがやりたいことを考え、企画し運営してくれたことが心強い」と話した。
(喜納高宏通信員)