中学地区大会、中頭・八重山・宮古で開幕 最後の大会に食らいつく


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熱戦が展開された八重山地区中学校総合体育大会のソフトテニス男子団体=23日、石垣市中央運動公園庭球場

 沖縄県内6地区の中学校体育連盟が独自で行う夏季総合体育大会が23日、中頭と八重山、宮古で開幕した。新型コロナウイルスの影響で県中学校総合体育大会(県中学総体)は中止となり、多くの中学3年生にとって地区大会が中学校での競技生活最後の舞台となる。

 八重山地区大会は石垣市内で11競技を実施。市中央運動公園庭球場では厳しい日差しが照りつける中、ソフトテニス団体が行われた。

 勝利を目指して必死にボールに食らいつく選手に、チームメートや観戦が認められた3年生の保護者が手拍子や声援を送った。感染防止対策として、会場にはアルコール消毒液が置かれた。

 ソフトテニス男子団体を制した石垣第二の宮良直太郎主将は「最後の大会なので絶対優勝するぞとみんなで狙っていた。優勝できてよかった」と話した。