するするスルルー釣り


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 するするスルルー釣りとはスルルー(キビナゴ)を餌に全遊動で磯の大物を狙う釣り方で、沖縄から全国に広がった釣り方。その第一人者の与那嶺功さんからいろいろ学びたいと秋田真吾さんから要望があり、17日に同行取材。ポイントは慶良間諸島の黒島横にある通称「ベーベー」と呼ばれるポイント。黒島にいる野生のヤギの声がうるさかったのがポイントの名前の由来という。

 当日、与那嶺さんは2~3キロ前後のナガジューミーバイやツムブリ、ミミジャーなどをコンスタントに釣り上げ、同行の秋田さんは感心することしきり。しかし、フカセ釣りの名手の秋田さん、コツを覚えると3キロ前後のカツオを釣り上げた。釣りはベテランから習うのが上達の一番の近道。秋田さんが学んだことは大きかった。丸沖つりぐ(電話)098(867)0458。

 18、19日の2日間、GFG沖縄タマン釣り大会が開催された。45人が参加した。新型コロナウイルス感染防止対策をしながらタマン1匹の重量を競った。9人が釣り上げたタマンを検量し、以下の結果となった。1位比嘉宏晃 3・45キロ、65・5センチ

▽2位伊佐真尚 2・94キロ、60・5センチ
▽3位比嘉直樹 2・84キロ、61センチ

 【特別賞】
▽稲田光彦 15・41キロ、106・5センチ ロウニンアジ
▽川端勝己 5・3キロ モンガラカワハギ

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

17日、慶良間諸島の通称「べーべー」で3キロ前後のカツオやナガジューミーバイ、ツムブリなどを釣った与那嶺功さん(左)と秋田真吾さん
19日、本島南部海岸で49.5センチ・1.6キロのタマンを釣った山入端立美さん

19日、名護海岸で65.5センチ・3.45キロのタマンを釣ってGFG沖縄タマン釣り大会で優勝した比嘉宏晃さん
16日、石垣市の真喜良海岸で121センチ・24.11キロのロウニンアジを釣った大城尚人さん

19日、今帰仁海岸で106.5センチ・15.41キロのロウニンアジを釣ってGFG沖縄タマン釣り大会で゜特別賞になった稲田光彦さん
14日、万座海岸で53.3センチ・1.27キロのタイクチャーマチを釣った渡慶次拓さん(磯琉海)

19日、宮城島で69.5センチ・3.96キロのタマンを釣った玉城卓郎さん
19日、浜比嘉島で51.9センチ・2.87キロのマクブを釣った古堅一海さん

17日、安謝海岸で68.5センチ・3.76キロのタマンを釣った嘉陽涼太さん
11日、糸満沖でグルクンを餌に130センチ・8.5キロのサワラを釣った永山逸人さん(セイブV)