【読谷】読谷村内の小学校に通う男児2人が新型コロナウイルスに感染したことに関し、村教育委員会は25日、対策会議を開き、27日から学校を再開することを決めた。
学年閉鎖や学級閉鎖などの措置は取らない。感染が確認された児童を含め、PCR検査を受けた複数人の児童は2週間の休みとなる。27日は午前のみの登校で、教職員らが児童の心のケアにあたる。
村教委によると、PCR検査を受けた児童は県の基準に基づき、陰性や陽性の結果にかかわらず2週間の自宅待機になるという。28日からは通常通り授業を再開する。
村教委は25日午後0時20分ごろ、同校の保護者に学校再開をメールで通知した。毎朝の検温や体調の確認、手洗いや消毒などの感染防止対策を呼び掛けた。登校に不安がある場合は「校長が出席しなくてもよいと認めた日」として、児童の欠席を認めるという。