基地従業員の検査開始 初日600人 キャンプ・ハンセン、普天間飛行場勤務者


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新型コロナウイルス感染症のPCR検査で検体を手渡す基地従業員=25日午前、沖縄市美原の県中部合同庁舎

 【中部】県は25日、県内の米軍基地で働く従業員への、新型コロナウイルス感染症のPCR検査を開始した。日本人従業員のうちキャンプ・ハンセンと普天間飛行場に勤務する人が対象。沖縄防衛局、県医師会と連携して26日まで検査を行う。沖縄市の県中部合同庁舎の外に設置された臨時検体採取センターには、検査開始前から多くの対象者が詰め掛け、初日は600人余が検査を受けた。

 県によると、この日は628個の採取容器を対象者に配布した。対象者は唾液による検体を提出したほか、体調不良の有無など問診を受けた。結果は早ければ27日にも判明し、7月末に全ての結果が出る見通し。