夏の全島闘牛大会、初の中止 コロナ感染拡大で連合会が決定


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 【うるま】沖縄県闘牛組合連合会(幸地政和会長)は26日までに役員会を開き、8月にうるま市石川多目的ドームで開催予定だった「第11回夏の全島闘牛大会」の中止を決めた。同大会の開催中止は初めて。県内での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、9~10月に予定されていた地方大会なども全面的に中止する。

 同連合会は新型コロナの感染拡大を防ぐため、大会開催時のガイドラインを作成したが、現状では開催が難しいと判断した。役員会では、今後、11月に開催予定の「第114回秋の全島闘牛大会」に向けて取り組むことを確認した。

 幸地会長は「今後も状況を見ながらの判断になるが、ガイドラインに沿った運営ができるよう準備していきたい」と話した。