普天間の6月離着陸、29%減り1287回 夜間は増加


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米軍普天間飛行場

 【宜野湾】沖縄防衛局の目視調査によると、宜野湾市の米軍普天間飛行場で航空機が6月に離着陸などした回数は5月の1815回より29・1%少ない1287回だった。常駐機の離着陸が多数を占め、夜間飛行は増加傾向にある。
 内訳は、常駐機が5月の1684回から36・6%減の1068回。外来機は5月の131回から67・2%増の219回となっている。航空機騒音規制措置(騒音防止協定)の時間外である午後10時を超えた夜間飛行は5月の54回から58回に増えた。
 常駐機では垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの離着陸が427回で最も多い。夜間飛行も同機が48回で最多。昨年6月との比較では、全体の離着陸などは1262回から2・0%増加した。
 常駐機は1062回から0・6%、外来機は200回から9・5%増えた。