接客関係者との接触で感染複数 沖縄県発表21人中7人は経路不明


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新型コロナ対策に苦慮しながら営業を続ける繁華街=28日午後8時ごろ

 28日に沖縄県が発表した感染者21人のうち、14人はいずれも家族や友人、知人など、これまでの感染者との接触が分かっている。7人は感染経路が分かっていない。

 那覇市の接客業の20代女性2人は、24日に感染が判明した接客業の20代女性と接触して感染したとみられる。同じ店で働いていたかどうかは明らかではない。

 24日に感染が判明した接客業の女性の勤務先が那覇市松山にあるかについて、県の糸数公保健衛生統括監は「調査中だが可能性はある」と述べた。

 このほか、那覇市の20代の接客業の男性は、24日に感染が判明した那覇市の飲食業の20代男性との接触で感染したとみられる。

 中部保健所管内の自営業の60代男性は、今月22日と23日に感染が判明した、いずれも中部保健所管内の30代女性と60代女性との接触で感染したとみられる。3人は親族という。那覇市の無職の20代女性は、27日に感染が判明した接客業の40代男性の接触者。このほか、豊見城市のタクシー運転手の60代男性の感染も判明。感染経路は判明していない。那覇市の会社員の20代女性と接客業の20代女性、宜野湾市の40代男性と接客業の20代女性も、いずれも接触感染とみられる。