テイクアウトやデリバリー、お店の情報まとめて発信 沖縄県がサイト開設


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
県の新型コロナ対策緊急応援サイト「まいにちに。おきなわ」

 新型コロナウイルスの影響で小売業がeコマース(電子商取引)を強化したり、飲食店がテイクアウトやデリバリーに取り組んだりしている中、沖縄県はそれらの情報をまとめたプラットフォームとなるサイト「まいにちに。おきなわ」をこのほどオープンし、登録事業者を募集している。

 「沖縄テイクアウトデリバリーマップ」として店舗情報をまとめ、各店のサイトや予約、決済サービスにつなぐ。県産品や特産品、宿泊、観光施設情報は8月中旬に公開予定。

 新型コロナウイルス対策補正予算3700万円でeコマース未導入事業者に対するハンズオン(伴走型)支援などを行うほか、6月補正予算でプロモーション費用1億円を組んでいる。

県の新型コロナ緊急応援対策サイト「まいにちに。おきなわ」QRコード

 県マーケティング戦略推進課は「消費者から分かりにくくなっている情報を集約・整理し、事業者の収益につなげたい。県内外に大々的なプロモーションを打つので、多くの事業者に登録してほしい」と話した。

 「まいにちに。おきなわ」への登録は無料。問い合わせは沖縄ITイノベーション戦略センター(電話)098(859)1831。