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FC琉球、9試合目で今季初勝利 攻撃的サッカーようやく結果

 サッカー明治安田J2第9節の1日、FC琉球は岡山県のシティライトスタジアムでファジアーノ岡山FCと戦い、2―1で快勝した。9試合目で今季初勝利。1勝4敗4分けで勝ち点7の21位のまま。

 立ち上がりから琉球がボールを回し主導権を握る。前半16分に縦パスを許し先制されるが、その後もパスをつなぎながら何度も守備を崩した。後半14分、FKから上里一将主将が直接決めた。攻撃の手を緩めずに後半39分に阿部拓馬がGKのはじいたボールを押し込み、勝ち越し点を挙げた。

 次節は8日午後6時から、東京都の味の素スタジアムで東京ヴェルディと戦う。

 ボールをつないで得点する琉球の攻撃的サッカーが結実した。ボール支配率で圧倒し、シュート数13は岡山の3倍以上。スタイルを貫き続けての初勝利に樋口監督は「ぶれたらチームの将来は明るくない。結果が出ない中でも選手たちもこだわった」とうなずいた。

 アクシデントで前半6分に途中出場したボランチの上里一将主将が中心となった。前線で岡山が強い圧力を掛けていたため、ボランチが下がることで両サイドに縦パスを安定的に供給。ボールを循環させた。

 上里はセットプレーでも貢献。後半14分、FKを得ると壁の位置を見て、右で蹴る富所悠に代わって蹴りたいと申し出た。富所にじゃんけんで勝って左足で狙い澄ます。シュートはゴールの外から曲線を描いて枠内を貫いた。相手の壁をボールが越えた瞬間に「入ったな」と感じたという。

 後半39分には、GKがはじいた球を阿部拓馬が押し込み勝ち越し。複数得点での勝利に樋口監督は「攻撃を続けた結果の2得点だった」と納得顔だった。

 Jリーグ通算出場400試合を達成した上里は初白星を喜びつつも「内容はまだまだ足りていない。逆転の勝ちきり方をよくしたい」と既に次戦を見据えた。



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