36市町村 夏休み明け、分散登校せず通常授業


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 周子

 沖縄県内の36市町村の教育委員会は4日までに、夏休み明けの分散登校を実施せず、通常通り授業を再開することを決めた。学校でクラスターが発生しておらず、児童生徒の感染者が少数であることから分散登校を実施しないとした県教委の決定などを考慮した。

 一方、那覇、浦添、糸満、南風原、八重瀬の5市町村は今後の県の対応などを踏まえて検討するとしている。

 授業開始の時期については「今のところ児童生徒の感染が確認されていない」(石垣市)、「生活圏内で爆発的に感染者が増えているわけではない」(今帰仁村)などとして、現段階で延期を決めたところはない。分散登校について「検討中」とした市町村も臨時の校長会などを開いて近く対応を決定する方針。