沖縄担当相、自宅療養開始に理解も「宿泊施設での療養が必要」


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衛藤晟一沖縄担当相

 【東京】衛藤晟一沖縄担当相は4日の会見で、新型コロナウイルス感染者のうち軽症者の自宅療養を県が開始したことについて「野放しにするよりはいい」としつつ、家庭内感染や、食事を準備するための買い出しで外出する懸念があるとして、宿泊療養の必要性を訴えた。

 県外から沖縄を訪れることの是非については、県が慎重に判断するよう求めていることに触れ「その通りだと思う。沖縄がここまで拡大するのは誰も予想していなかった」と述べ、県の対応に理解を示した。

 宿泊施設の確保が追い付いていない実態には「国の指示があいまいなのか。あるいは地方自治体の(受け)取り方があいまいなのか」と、意思疎通に問題があった可能性を示唆した。