沖縄市の多目的アリーナ、年度内完成へ 市議会で工事契約可決


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沖縄アリーナの完成予定図(沖縄市提供)

 【沖縄】沖縄市議会(小浜守勝議長)は6日の臨時会で、多目的アリーナ建設工事の請負契約変更議案を全会一致で可決した。市内で整備が進められている1万人規模の多目的アリーナは台風の影響などで工期が延長していたが、本年度内(2021年3月まで)に完成することが決まった。
 今秋の完成を予定していたが、半年ほど遅れることになる。契約金額(総事業費)は約2億8千万円増額の約162億3千万円となった。
 昨年の台風被害で県外からの建設資材の輸送が遅れた。当初は想定されていなかった廃棄物が混じった土の処分などもあり、契約金額が増額となった。