宮古島の重症患者を自衛隊ヘリが本島搬送 コロナで初


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宮古島市役所

 陸上自衛隊第15旅団は8日、玉城デニー知事の要請を受け、新型コロナウイルス感染症患者を宮古島市から沖縄本島にヘリコプターで搬送した。陸自による新型コロナ感染患者の搬送は県内初という。県の発表によると患者は重症化しており、主治医らと相談し、沖縄本島への搬送が決まったという。

 県の糸数公保健衛生統括監は9日の記者会見で、宮古島市内でも重症患者の治療は可能と説明した上で「重症度が進む可能性があったので、本島の医療機関で治療することが患者にとっては良いという判断だ」と搬送理由を語った。