学生生活に影響「対面授業できず」最多 バイトに影響3割 ネット調査 


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 ミライ企業プロジェクトは新型コロナウイルスによる学生生活への影響も調査した。「新型コロナ感染拡大で学生生活に影響があったか」との問いには、「はい」が87.2%、「いいえ」が12.8%だった。

 「はい」の回答者に「どのような影響がありましたか」と聞いたところ、「対面での授業ができていない」が53.7%で最多だった。「ウェブでの授業に慣れていない」が21.8%、「周りの友だちと相談しにくい」が13%と続いた。学業に直接影響があるとの回答が約9割を占めた。

 「アルバイトへの影響はあったか」との問いには、「はい」が32.9%だった。

 「はい」と回答した学生のうち、具体的な影響は「勤務日数や給料が減った」が44.5%が最多だった。「アルバイトがなくなった」が37.9%と続いた。

 「その他の意見」の具体的な記述として「担当部署以外に異動になった」や「閉店や休業になった」と答えた学生もいた。