歴史や自然「学べて良かった」 地元伊平屋を児童が探索


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 【伊平屋】伊平屋村の歴史・文化、自然について学ぶ「伊平屋島探索教室」が7月21、22の両日、開催された。村歴史民俗資料館職員の西藤優三さんが講師となり、村内3校の小中学生14人の児童生徒が参加した。

 探索1日目は、虎頭(とらず)岩戦跡で沖縄戦での艦砲弾被弾跡を見学後、野甫島にある海岸のイノー(礁池)で海で生きる生物を観察した。2日目には、三つのグループに分かれて、新聞(れきしぜん新聞・伊平屋海新聞・伊平屋新聞)の作成・発表を行った。

 初めて参加した伊平屋小3年の照屋優心さんは「伊平屋島探索教室で、初めて海や虎頭岩のことを詳しく知ることができた。いろいろ学べて良かった」と、貴重な体験となった感想を述べた。

(譜久村美波通信員)