那覇市松山の休業協力金 17日から受け付け開始


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 沖縄県は15日、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、県の要請に応じて休業や時短営業を実施した那覇市内の事業所に支給する協力金について、17日から申請を受け付けると発表した。受付期間は9月11日まで。

 休業要請は那覇市松山1丁目と2丁目でキャバレーやライブハウス、スナックなど接待・接触を伴う遊興施設などを運営している事業者を対象に実施した。8月2日~15日の14日間休業した事業者に協力金20万円を支払う。

 午後10時閉店の時短営業は那覇市内の飲食店を対象に要請した。期間中に時短営業を実施した事業者に10万円を支給する。

 宮古島市と石垣市の繁華街を対象とした休業要請の協力金については、申請手続きを準備している段階という。

 申請には、本人確認書類や営業許可証に加え、期間中の休業・時短営業を告知したホームページや店頭ポスターの写真などが必要となる。県社交業飲食業生活衛生同業組合などに確認書を発行してもらうことで、申請書類の一部免除を受けることができる。

 申請書は県のホームページか、県庁1階の県民ホールで入手できる。感染拡大防止のため直接持参は不可で、郵送のみの受け付けとしている。

 問い合わせは県感染症対策協力金コールセンター(電話)098(975)5825だが、20日午前9時の業務開始予定となっている。