図書館で電子書籍2000冊が読める 南風原町、9月にスタート


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ

 【南風原】南風原町は町立図書館で電子書籍の貸し出しを始める。早ければ9月にも開始する。

 電子書籍はスマートフォンやタブレット端末などがあれば、利用者は一度手続きを終えた後、図書館へ足を運ばなくても図書の検索や貸し出し、返却ができる。

 県内では久米島町が電子図書の貸し出しをしており、導入すれば2例目となる。

 町によると、約2000冊の電子図書を貸し出す予定で、話題本から県産本、町が発刊した書籍なども電子図書で貸し出す予定だ。

 南風原町立図書館の利用者数は1日多い時で400人に上る。現在、県内の新型コロナウイルスの感染者が増加しているため、臨時休館中だ。

 図書館の担当者は「休館中のうちに、なるべく早く町民に電子書籍を貸し出せるようにしたい」と話し、急ピッチで準備を進めている。