気象庁によると、台湾とフィリピンの間のバシー海峡で発生した熱帯低気圧は22日午前6時現在、与那国島の南約150キロにあり、1時間に約15キロの速さで北へ進んでいる。中心の気圧は1004ヘクトパスカル、最大瞬間風速は23メートル。
熱帯低気圧は今後、24時間以内に台風に発達し、沖縄地方に接近する見込み。23日午前6時には石垣島の北北西約210キロに位置し、中心の気圧は992ヘクトパスカル、最大瞬間風速は35メートルに達すると予想されている。
沖縄気象台によると、熱帯低気圧は22日に先島諸島に接近し、多いところで1時間に70ミリの非常に激しい雨が降り、夜のはじめごろから非常に強い風が吹く見込み。沖縄本島では23日昼過ぎから非常に強い風が吹く見込みで、23日から24日にかけて警報級の大雨となるおそれがある。
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