世界初か、レンコンのビール製造を前に収穫体験 親子がどろんこで格闘


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泥んこになりながらレンコンを収穫する子ども=16日、宜野湾市大山の「サンキューファーム」

 【宜野湾】宜野湾市大山で自然農法で作物を収穫、加工する「サンキューファーム」(宮城優代表)主催によるレンコン収穫体験会が16日、同ファームで開かれた。親子連れなど20人が参加した。

 この収穫体験会は沖縄市にあるクラフトビール工房「コザ麦酒工房」(大浜安彦代表)が、県産レンコンを原料にしたビール造りを始めることから実施したもの。大浜代表は「味わい的にはデンプン質が豊富なので、アルコール度数8%ぐらいになると思う。世界初と思われるレンコンビールを成功させたい」と抱負を述べた。

 沖縄で初めて台湾産のレンコンを植えた宮城代表は「全体的にあくが少なく、新鮮なレンコンの先端は生でも食べることができる。このレンコンを使用したビール作りにわくわくしている」と笑顔で話した。

収穫されたレンコン

 泥んこ遊びや収穫体験を行った参加者らは、レンコンを使用した麺で調理したジャージャー麺に舌鼓を打った。

(喜納高宏通信員)