嶋野 雅明 
気象庁によると、強い台風８号は、午前６時には久米島の北北西約２９０キロの北緯２８度５０分、東経１２５度５５分にあり、ゆっくりした速さで北北西へ進んでいる。中心の気圧は９６５ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は４０メートル、最大瞬間風速は５５メートルで中心の東側１６５キロ以内と西側１３０キロ以内では風速２５メートル以上の暴風となっている。今後、非常に強い勢力に発達して東シナ海を北上し、２６日には朝鮮半島に接近する見込みという。
沖縄地方では、25日朝までに全ての警報が解除されたが、これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあり、土砂災害への警戒を呼びかけている。
また、沖縄・奄美周辺の海域では、強い風が吹いてしけとなっている所がある。２６日にかけて予想される最大風速は沖縄地方で１５メートル（最大瞬間風速２５メートル）、奄美地方で１７メートル（同３０メートル）の見込み。２６日にかけて予想される波の高さは、奄美、沖縄地方で５メートルの見込みという。
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