キングスに外国人2選手が新加入 元仏代表のティリと米出身エバンス


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(左から)ドウェイン・エバンス、キム・ティリ

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは25日、米国出身のドウェイン・エバンス、フランス出身のキム・ティリの両外国人選手と2020―21シーズンの選手契約を結んだことを発表した。日本政府の入国許可が下り次第、チームに合流する予定。

 エバンスは1992年1月24日生まれの28歳。201センチ、104キロのスモールフォワード。米セントルイス大卒。ドイツやイタリアのチームを渡り歩いてきた。豊富な運動量を生かした激しい守備や、速攻の先頭を走れる脚力が魅力という。「リーグ戦を勝ち抜いて沖縄に優勝を持ち帰りたい」と意気込みを語った。

 ティリは88年7月15日生まれの32歳。210センチ、101キロのパワーフォワード。米ユタ大卒。高さと、3点弾まで放てる広いシュートレンジを武器に11~17年にフランス代表として活躍、14年のワールドカップではチームの銅メダル獲得に貢献した。「キングスのチームメート、スタッフ、ファンの皆さまと早くお会いし、共に戦いたい」とコメントした。

 球団は両選手について「藤田HCが標ぼうする『リーグナンバーワンのハードワークチーム』『全員で戦うオフェンス』に合致する選手」と評価した。