23年バスケW杯 「沖縄らしいもてなしを」大会成功へシンポジウム


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バスケットボールW杯予選ラウンドの受け入れ体制構築について意見を交わしたシンポジウム=25日午後、沖縄市の日本ブライダルセンター(NBC)

 【沖縄】2023年に沖縄市で開催予定のFIBAバスケットボールW杯予選ラウンドに向けて、市は25日夕、受け入れ体制構築に関するシンポジウムを市胡屋の日本ブライダルセンター(NBC)で開いた。基調講演と関係者らが大会成功へ議論を交わした。シンポジウムの様子はオンラインで配信された。同日、大会運営や普及啓発に取り組む「OKINAWA CITY 2023組織委員会」も設立され、第1回総会が同会場で開かれた。

 日本スポーツマンシップ協会の中村聡宏代表理事は基調講演で、スポーツイベント開催に当たり選手やファンの受け入れについて「沖縄らしさや(人の)温かさを生かして来場者をもてなしてほしい」と話した。

 シンポジウムには中村代表理事、沖縄商工会議所の宮里敏行会頭、市観光物産振興協会の島袋隆会長、沖縄アリーナの木村達郎社長、桑江朝千夫市長、渡久地一浩県文化観光スポーツ部長らが登壇した。各団体は大会成功へ協力することなどを確認した。

 23年大会は32カ国が出場し日本、フィリピン、インドネシアの3カ国で開催される。市が建設中の沖縄アリーナでは、8カ国で構成される1グループの予選ラウンドなどを展開する。