沖縄の玉城知事 「緊急事態宣言」の解除を示唆 旧盆期間は「注意報」で呼び掛け


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沖縄県庁

 玉城デニー知事は25日、民放のテレビ番組にリモート出演し、県独自の緊急事態宣言の解除を示唆した。

 一方で旧盆中に県内で人の移動が活発化することを懸念し、1週間から10日間程度の「注意報」を出し警戒を呼び掛ける考えを示した。

 玉城知事は29日までに旧盆の過ごし方についてメッセージを発信する予定だ。26日の番組では政府が新型コロナの感染症法上の位置付けを見直す方針を決めたことに「そのような検討も私は必要だと思う」と理解を示した。

 玉城知事は25日に放送されたBS日テレ「深層NEWS!」で、沖縄の医療体制は「非常に逼迫(ひっぱく)している」と話した。
 また31日の旧盆入りを見据え「29日までが緊急事態宣言だが、引き続き1週間や10日くらいは宣言を解除しても様子をみないといけない。『注意報』という形で発出しないといけない」と述べた。