琉球コラソン、29日に豊田合成戦 ハンド日本リーグシーズン開幕


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開幕戦勝利へ向けて練習に汗を流す琉球コラソンの選手ら=26日、浦添市のANA ARENA 浦添(新里圭蔵撮影)

 日本ハンドボールリーグ(JHL)2020―21シーズンが29日に開幕する。開幕を前に26日、男子の琉球コラソンがANA ARENA 浦添でチーム練習を公開した。コラソンの開幕戦は29日午後2時から、愛知県の豊田合成健康管理センターで昨季3位の豊田合成と顔を合わせる。

 選手らは、パスワークやシュートの練習などで体を温め、開幕戦に向けて細かい戦術についても確認した。今季新加入した若手選手も顔をそろえ、攻守でそれぞれの動きを確かめ合った。

 主将を担う東江太輝は「新型コロナでなかなか大会ができない中、一つでも多く勝利し沖縄に元気を届けたい」と勝利にこだわる姿勢をみせた。3季目の采配となる東長濱秀作監督は「攻撃力を重視した戦術で昨季よりも順位を伸ばす」と気合を込めた。

 昨季の琉球コラソンは2勝1分け24敗でリーグ10チーム中9位。今季はジークスター東京が新規参入し、11チームで2回戦の総当たりを行う。ホーム初戦は9月19日午後3時から県総合運動公園体育館で昨季2位の大同特殊鋼と戦う。一つでも多くの勝利を目指しプレーオフを狙う。女子は9チームの2回戦総当たりとなる。上位4チームによるプレーオフは来年3月12~14日(東京・駒沢体育館)を予定している。