沖縄への観光客「出発地で抗体検査を」 県選出の野党議員、厚生労働副大臣らに要請


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橋本岳厚生労働副大臣(中央)に対して要望書を手渡す赤嶺政賢氏(左から4人目)ら=27日、厚生労働省

 【東京】沖縄県選出の野党国会議員5人でつくる「うりずんの会」は27日、連名で橋本岳厚生労働副大臣や新型コロナウイルス対応に当たる各部局の担当者に対し、沖縄などに向かう旅客に対して出発地での抗原検査を行うことや、休業者支援金制度の実現など6項目を求めた。

 橋本副大臣は従業員に休業手当を支払った企業に支給する雇用調整助成金の特例措置期限を9月末から延長する考えを示した。要請全般について「しっかり受け止めたい」と話した。 

 一方、政府側からは那覇市松山や北谷町で行われた、対象を絞ったPCR検査について評価する声があったという。要請は衆院議員の照屋寛徳氏(社民)、赤嶺政賢氏(共産)、屋良朝博氏(国民)と、参院議員の伊波洋一氏(沖縄の風)、高良鉄美氏(同)が名を連ねた。