ジンベエザメやクマノミ「大きい」「すごい」 八重山特支が美ら海水族館の遠隔見学授業


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めったに見られない沖縄美ら海水族館の生物の姿に盛り上がった遠隔授業=8月26日、八重山特別支援学校

 【石垣】沖縄県石垣市の八重山特別支援学校幼稚部・小学部の児童が、本部町にある沖縄美ら海水族館を遠隔で見学する授業「ギョギョギョ!海の世界にレッツギョー!」が8月26日、同校で行われた。画面越しに悠々と泳ぐジンベエザメなどの姿に、児童から歓声が上がった。

 八重山特支が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休館期間を活用した美ら海水族館の特別企画に応募し、遠隔授業が実現した。

 水族館職員がチンアナゴやクマノミ、ジンベエザメなどをリモートで中継しながら、生態などを解説。めったに見られない水族館の生き物たちの姿に児童からは「大きい」「すごい」などの声が上がった。ジンベエザメに関するクイズなども出され、授業は盛り上がった。

 3年生の竹西夢貴さん(9)は「美ら海水族館は行ったことがなく、初めて見たけれどきれいだった。チンアナゴがかわいかった」と笑顔で話した。