新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、沖縄県内の7月の失業手当支給件数が7209件で前年同月より37.9%増加したことが2日、沖縄労働局のまとめで分かった。緊急事態宣言に伴う経済活動の縮小の影響で、8月以降も増える可能性がある。
支給件数は今年1月以降で7月が最多で、2013年7月以来の高い水準となった。7月の初回受給者は前年同月比48.0%増の1841件だった。今年1月以降、約4000~4200件で推移していた件数は、5月から急増。5月は前年同月比4.8%増の5097件で、初回受給者は同17.6%増の2283件だった。