県がコロナ対策応援サイト 「まいにちに。おきなわ」 事業者と消費者つなぐ


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「まいにちに。おきなわ」を構築した(左から)コード・フォー・オキナワの宮城真海さん、ISCOの稲垣純一理事長、嘉数登商工労働部長、シビックテックジャパンの福島健一郎代表理事=3日、県庁

 新型コロナウイルスの影響で打撃を受けている飲食店や宿泊業、県産品の製造メーカーなどを支援するため県は1日、新型コロナ対策緊急応援サイト「まいにちに。おきなわ」を正式オープンした。サイト活用を呼び掛けるため、具志堅用高さんをはじめとする県内41市町村出身の著名人を起用したCMを放送する。

 サイトはテークアウトやデリバリー、宿泊施設、観光施設情報、県産品などの電子商取引(EC)の情報をまとめたプラットフォームで、そこからそれぞれのECサイトや大手ECサイトにリンクする。
 登録事業者はテークアウト&デリバリーが173店、アクティビティーが100件、宿泊施設75施設、県産品が79件で、今後も増やしていく。
 サイトは県、沖縄ITイノベーション戦略センター(ISCO)、シビックテックジャパン、コード・フォー・オキナワが構築した。
 3日に県庁で会見した嘉数登商工労働部長は「出掛けなくても買い物ができるEコマース市場はまだまだ伸びる。この機会に県内企業のデジタル化を推進していきたい」と述べた。