誰でもコロナ止めるヒーローに 川平さん(豊見城)国連ポスター採用


この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二
川平勝也さん(本人提供)

 「誰でもCOVID―19ストップヒーローになれるんだ」―。世界中で感染が広がる新型コロナウイルスを防止しようと、豊見城市在住のグラフィックデザイナー、川平勝也さん(56)が作成したポスターが国連に採用された。ポスターは「STOP」の文字で顔を表現し、マスクの着用や感染者らを差別しないよう呼び掛けている。世界最大規模のグラフィックデザイン公募展「Golden Bee(ゴールデンビー)14」でも入選した。

「誰でもストップヒーローになれる」をキャッチフレーズにした新型コロナ感染防止のポスター(川平勝也さん提供)

 新型コロナの対策促進に向け、国連がクリエイティブ産業の従事者にコンテンツ作成の協力を呼び掛け、川平さんも応募した。
 川平さんは「マスク着用は誰でもできる。簡単なことからコロナの拡散をストップできる」と呼び掛ける。「みんなに伝わりやすいデザインを考えた。これまで海外に向けて発信してきたが、県内のみんなにも知ってほしい」と話した。
 ポスターは国連のサイトから無料でダウンロードできる。ホームページはhttps://www.talenthouse.com/i/united-nations-global-call-out-to-creatives-help-stop-the-spread-of-covid-19/submissions