三菱地所が那覇市西に新ホテル着工 143室、22年春開業


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那覇市西に開業予定のホテルのイメージ(三菱地所提供)

 三菱地所(東京都)は1日、沖縄県那覇市西に開業するホテルの建設工事を開始したと発表した。地上13階建てで客室数は143室。2021年12月の完成、22年春の開業を予定している。

 完成後は国内15ホテルを運営するネストホテルジャパン(東京都)が運営する。敷地面積は約627平方メートル、延床面積は約3830平方メートル。開発は「那覇市西一丁目計画(仮称)」として開発を進めており、ホテルのブランド名はまだ決まっていない。

 那覇空港から車で約7分、モノレールの旭橋駅からも徒歩7分で移動できる立地となっている。国際通りやビジネス街の久茂地が徒歩圏内にあるため、観光客やビジネス客など幅広い層の利用を想定している。

 三菱地所グループの手掛ける県内のホテルは3件目となる。他に23年にヒルトンブランドのホテルを宮古島に開業する計画があり、建て替えを予定している琉球銀行本店ビルにロイヤルパークホテルの出店も予定している。