西村再生相「引き続き警戒感をもって」 沖縄の病床状況などを踏まえ言及


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 【東京】西村康稔経済再生担当相は4日、政府の新型コロナウイルス対策分科会終了後の会見で、沖縄の感染状況について新規陽性者の数は一時期に比べ減少傾向にあるが、引き続き高い水準を維持しており「引き続き警戒感をもって見ていく」と話した。病床の逼迫(ひっぱく)状況は確保想定分を含め68%(8月25日時点)に達していることなどを挙げた。

 分科会の尾身茂会長は、沖縄を含め、新規感染者の減り方が4~5月の国の緊急事態宣言発出時に比べて緩やかになっていると指摘した。クラスター(感染者集団)の発生などで急上昇する可能性もあるとして注意を求めた。