本部町、町内施設宿泊の町民に上限1万円補助 再発見事業を開始


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 【本部】本部町は1日、町内在住者を対象に本部町内の宿泊施設の宿泊費を補助する「もとぶ再発見魅力発信事業」を開始した。

 宿泊費の75%(1人の場合は上限1万円、2人以上の場合は上限2万円)を補助し、新型コロナウイルス感染拡大で落ち込んだ観光需要や消費の活性化を図る。11月30日まで。

 4日に会見した平良武康町長は「身近な場所を楽しむ『マイクロツーリズム』で、コロナ禍を抜け出す出口戦略にしたい。町の良さを再発見し、友人や知人、国内外の人にもSNSなどで本部町の魅力を発信してほしい」と期待した。

 利用者は登録施設に宿泊を予約した後、町役場総務課行政班に体験券交付申請書を提出する。

 体験券を取得後、宿泊時に体験券と補助金額との差額を支払う。町民1人につき1回のみの利用で、1千万円の予算に達し次第締め切る。

 そのほかマリンレジャー体験もあり、ダイビングや釣りなどの体験に1回につき5千円を補助する。

 問い合わせは宿泊体験が本部町総務課(電話)0980(47)2101、マリンレジャー体験が本部港湾管理事務所(電話)0980(47)4200。