喜納が車いす400メートルと1500で大会新V パラ陸上日本選手権


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喜納翼

 11月の大分国際車いすマラソンに向けて調整を進める中で400メートルを57秒85、1500メートルを3分31秒36と、2種目で大会記録を出した。喜納翼(タイヤランド沖縄)は「この大会にピークを持ってきてる訳ではないけど、思ったよりタイムが出てくれた」と声を弾ませた。特に400メートルは、自己ベストを0・41秒短縮する好タイムだった。

 800メートルと合わせ3冠を達成。「トレーニングの成果がタイムに表れてきた」「大分国際につながるいいレースができた」と前向きな言葉が次々と口を突いた。今後は持久系のメニューを多くこなし「長距離でのスピードを上げていく」と力を込めた。