軍事訓練の標的用無人機? 竹富島の海岸に漂着 米軍などに情報収集


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
竹富島の海岸に漂着した軍事訓練の標的用の無人機とみられる物体=8日、竹富町竹富島の美崎海岸(八重山毎日新聞社提供)

 竹富町竹富島の北側にある美崎海岸で8日、軍事訓練の標的用の無人機とみられる物体が見つかった。流れ着いたとみられる。
 第11管区海上保安本部によると、竹富島の住民から同日「オレンジ色の漂着物がある」と通報があった。海保は県警や消防、沖縄防衛局など関係機関に連絡した。
 海保に通報した上間学さん(58)によると、機体の全長は5~6メートルほどで、アルファベットと数字の記載があった。上間さんは「もしも島の近くで飛び回っていたらと思うと、怖いし気持ちが悪い。万が一集落に落ちていたら大変な事態になっていたかもしれない」と不安そうに話した。

 防衛局は米軍の物かどうかを含めて米軍に問い合わせている。県は情報を収集している。