てだこ浦西駅前に都市型ホテル 26年開業、マンションも


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てだこ浦西駅前に建設が予定されているホテル(左)のイメージ図。右はマンション(プレンティー提供)

 【浦添】沖縄県浦添市と市てだこ浦西駅周辺土地区画整理組合は8日、浦添市役所で記者会見し、沖縄都市モノレールてだこ浦西駅南側に都市型ホテルとマンションを建設する計画を発表した。ともに17階建てで、ホテルは200室、マンションは126室の計画。2023年4月の着工、26年7月のオープンを予定する。

 公募の結果、ホテルへの人材派遣業などを営むプレンティー(浦添市)、自動車販売のりゅうにちホールディングス(同)、広告代理店のインディボンドネットワークス(同)などでつくる「てだこランドマークプロジェクト・コンソーシアム」が開発事業者に選ばれた。

 ホテルは屋上にプールとバーを設置。MICE(国際会議、展示会など)にも対応できる複数の宴会場を有する。スマートフォンで予約、チェックインなどを行う「スマートホテル」になる。

 マンション入居者はホテルのサービスを優待的に利用できる。両棟ともにカーシェア・レンタカーの駐車場と直結し、ホテル利用客やマンション入居者が利用できる。

 建設後にマンション販売、ホテル経営を手掛けるプレンティーの安和良太社長は「利便性の高い交通結節拠点の利点を生かし、未来の浦添を開く都市としてプロジェクトを提案した」と話した。