【名護】第200回定例会を迎えた名護市議会(大城秀樹議長)は3日、9月定例会の開会本会議に先立ち記念式典を開催した。比嘉拓也副議長のほか新垣和吉議会事務局次長ら市職員総勢5人が三線で「かぎやで風節」など3曲を弾き、節目を祝った。
「大兼久節」「揚作田(あげちくてん)節」と三線の優雅な音色が響くと、普段は侃々諤々(かんかんがくがく)の議論を交わされる議場に祝賀のムードが広がった。
大城議長は「今後も市民が快適に過ごせる町づくりを目指したい」、渡具知武豊市長は市制50周年に触れ「新しい時代を迎える。豊かで小さな世界都市を目指したい」と述べた。
1995年の第100回目の式典では当時の我喜屋宗弘議長がかぎやで風節で舞を披露した。今回は新型コロナウイルス対策で「なるべく短時間に」と演奏のみとした。