竹富島の漂着無人機 米軍が関与を否定、防衛局に連絡


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
標的用無人機とみられる物体に貼られている、文字の書かれたテープ

 沖縄県竹富町竹富島の北側にある美崎海岸で8日、軍事訓練などの標的用無人機とみられる物体が見つかった件で、沖縄防衛局は9日、米軍から「米軍のものではない」と回答を得た。防衛局が9日、本紙に回答した。物体は海岸に流れ着いたとみられる。

 竹富町防災危機管理課によると、物体の全長は約5.2メートルで幅は約3メートル。担当者は「物体がどういうものか、はっきりしない状況だ」とし、自衛隊への撤去依頼に向けて県と調整中という。

 本紙が9日に物体を確認したところ、所々がテープで補修されていたほか、翼とみられる部分には「7.5kg(右)」などと手書きされたテープが貼られていた。漂着前から貼られていたとみられる。